ようこそ、「侍工房」へ
管理人のakakatanaです。
私のカスタムに関してのデーターを公開します、
よくあるフロントコンバート、リアコンバートなどに関しての手法を
出来るだけ解り易く表記したいと思っています。



アップハンドル化に関して。
私はヘルニア持ちな為、カタナのセパハンはとても苦しく、年齢的にも、用途的にも
考えるとアップハンを選択せざるを得ませんでした。

これは意見が分かれるところだと思います。

これはワイヤー長さが800での見た目です、これ以上のアップ化でも可能ですので、
クリップオン、トップブリッジ下のハンドル位置ならば750ミリの長さで十分だと思います。
フォークの長さは800なので(バンディット400)ブレーキホースの長さも大体計算して
チョイスしてくださいね。
クラッチワイヤーはT型の耕運機ハンドルのクラッチを発注してください、
他のスイッチ類の長さは結構余裕があるので、あまり気にしなくても大丈夫だと
思います(旧車会の方はスイッチも延長してくださいね。笑)




写真ではバンディットのトップブリッジをクランプ穴加工をして、
取り付けしています。
メンドクサイ方はインパルスのトップブリッジを使用してください。

アクティブの油温計、とても見やすいです。
油温計は空冷カタナに関しては必ず装着して欲しい物です。

HID化、とても明るいです。
刀のライトは暗いので、HID化が一番だと思います、ハイワッテージリレーの価格は
5000円前後から考えると社外品HIDで2個2万円くらいでネットに出ていますので、
友人と協力して手に入れたほうが得策でしょう。


オーリンズリアサス、インパルススイングアーム
チェーンは530 ガゼットをボルトオン補強パーツを組んでいます。
これらの物は私が図面作成から製作までこなした物です、
かなりリア周りの強度が上がります。
これは各カタナの個体差が有りすぎるので、商品化は無理でした。
持ち込みでならばその一台に対して専用で作成できます、
でも溶接したほうが早いという意見も有ります。
私はあまり溶接はしたくない方でしたので、
この部品を考えました。

リアサスはXJR1300の物を使用しておりますが、
トップの穴の大きさが違うのでご注意下さい。1100S、750S刀ともにサイズは同じです。
12から14に変更が要ります、ワンオフで作るしか有りませんでしたので、
私は旋盤で加工、作成しました。
アンダーの穴はそのままOKです。




チェンジロッドは旋盤で加工、8パイを10パイまで大径にし、ステンレスロッドに変更。




400カタナのフロント周りに変更しています。
走りが好きな方はこれにスプリングを強化し、10Wフォークオイルに変更すれば、
十分な走行性能が得られます。

これは私が初めて購入した1100刀、SSL型の希少車でした、
これを改造するのは本当に勿体無いと思いながらカスタムのデーターを集めました。

「こんなパーツがあればいいのに、、、」それが始まって

自分でパーツを作り始めました。






ハンドルストッパーはTIG溶接で加工します。または右のような加工をすれば取り付け可能です。
ちなみにステムはGK75Aのバンディット400です。
これはそのまま無加工で取り付け可能です。

ついでにステップのカラーを旋盤で加工します、
これでリジット取り付けになりますので踏ん張りが利きます。これは
効果が有ります。
もともと付いているゴムはガソリンに漬けて一日置けば溶けてくれます。


これらの加工は簡単でご近所の製作所に真面目に話せば仕事も請けてくれます。

私も勿論出来ますので、解らない方はメールを頂ければ対応致します。




切断、旋盤加工の写真です、慣れれば誰でも加工は簡単ですが、
指を切ってしまうこと、機械に巻き込まれて全身グチャグチャになることも
有ります、大変危険な作業です。


エンジンハンガーから取り付け、最悪の事態を回避します。


上のスライダーはジュラコンを加工して作成しました。

欲しい方、ワンオフで加工を希望の方はメールでお問い合わせ下さい。





コレぐらいのカスタムなら、簡単です、軽さを追求しているカタナです。




マグネシウムホイールにて、バネ下を軽減します、これにより、軽快なコーナリングが可能になります。





オールペイント、エンジンOH、カタナに関すること、全てを行います。





このカタナに関しての改造点は下記です。
CRキャブレター 
HID HILO切り替え式
アクティブスクリーン
フロントフォークバンディット400(GK75A)
強化フォークスプリング
ステム&トップブリッジもバンディット400
エンジン腰上OH
オイルクーラー
バックステップ
フロント&リアメッシュホース
NC30マスターシリンダー
バンス&ハインス スチールメッキ集合
リアスイングアームはインパルス(センター出しのため、オリジナルカラーでオフセット)
オーリンズフルアジャスタブルサス

サムライ フロントフレーム補強バー(鳥居形状)
サムライ リアガゼットフレーム補強バー(本体ステンレス ブラケットはアルミ)
サムライ ステンレスチェンジロッド(6パイ→10パイ)
サムライ 極太アルミトルクロッド(17H鋼)

フレーム溶接、(ネック ダウンチューブ横部 シートレール)



点火系統は特に触らず、ノーマルです。

進角させてあげれば、CRキャブとのマッチングで、カタナとは思えない加速を味わえます。

乗り手によるので、これは、玄人向きのチューンなので、あまり自信のない方にはオススメできません。




これらのビッグマシンのチューニングを行う店も徐々に減ってきました。

もう、カタナの部品も無くなりつつあります、

今後は純正社外品をストックしておく必要が出てきますので、

少しずつ開発を進めていくつもりです、

これには莫大な予算が必要です、しかしながら、

カタナに乗っている人も多くは無いので、

商売としては正立しないジレンマを抱えています。

出来るだけの事はやろうと思います。

そんな、カタナチューナーです。

by akakatana 


 








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